タミフルが効かないウイルス

インフルエンザ症状の治療薬として、一般的に認知度が高いのがタミフルです。
タミフルは、インフルエンザ症状を発症したら、すぐに服用できれば殊更良いのですが、発症後、48時間以内の服用であれば高い効果が得られるとされています。

但し、すべてのインフルエンザ症状に効果があるわけではないのです。
タミフルが効かないインフルエンザ症状も存在しています。

インフルエンザ 症状を引き起こすインフルエンザウイルスは、ウイルス粒子を構成するたんぱく質の違いから、A型・B型・C型に大きく分類されます。
この3種類のインフルエンザウイルスのうち、タミフル効果があるのはA型とB型のみであり、C型に関しては効果がないのです。
また、効果があるB型も効きにくい傾向にあるとされています。

ただ、毎年、冬場に流行するのはA型とB型です。
また、B型はA型よりも流行する規模が小さくなっています。
ですから、特定の効果しかなかったとしてもタミフルの有効性は失われることはなく、それ故、一般的に認知度が高いのは当然のことなのです。

但し、A型よりも規模は小さいといってもB型も流行しますから、B型に感染していてタミフルが効かない場合は、すみやかに他の方法で対処する必要があります。

また、タミフル 効果がないC型も、流行しないからといって感染しないというわけではないのです。
A型、B型は、主に冬場に感染しますが、C型の場合は季節に関係なく感染します。
そして、感染の対象となるのは4歳以下の小児です。

ただ、C型の場合、A型、B型とは症状に大きな違いがあり、症状の度合いもA型、B型よりも随分と軽いものなのでタミフルを使用することなく、適切な治療が施されます。
C型の症状は一般的には鼻かぜ程度のものです。